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改めて「故きを温めて新しきを知る」ことの重要性を知る

ジョブズの自伝本を読んだ時にも感じた事なんだけど、後にキーとなる発明や発見とキーを組み合わせただけの技術は別物だということ。

Googleが発明したのはランク付けのアルゴリズムだけ。それ以外は全て既存の技術(しかも半ば力業)だった訳でソフトウェアというかアルゴリズムとその後のビジネスモデルが噛み合った希少な例。Macintoshも例外ではなくて悪く言えばAltoのパクりでスティーブン・ジョブズのPalo Alto研究所見学も随分と揉めたらしい。Palo Alto無しにはMacもWindowsも生まれなかったのは事実な訳で返す返すもXEROX社の幹部は見る目が無かったと(90年代以降ずっと)思ってる。

NHKの新・電子立国は非常によくまとめられた番組なんだけど(なぜかNHKアーカイブスではSkip Cityでも2話分しか見れない名作)素人向け過ぎてIT業界だと新人研修で昔何があったのかを見せるのにいい程度。何かよさげな本を見つけて読んでみたい。まずは天才アラン・ケイを改めて読んでみようと思う。何かお薦め本があれば教えてね。

改めて思う。「故きを温めて新しきを知る」というのは上辺だけで評価が下される昨今にあって本質を理解する上でとても大事なことだと。

 

http://blogs.yahoo.co.jp/nietzsche_rimbaud/62704381.html