Free Wi-Fiサービスは点展開からエリア展開へ
北陸新幹線の開業を3月14日に控えている金沢市が観光客への利便性向上に攻勢を掛けている。観光客向けに無料のWi-Fiサービスを1/9より提供する。
実はこのサービスはNTTBPがインフラを構築しKanazawa_Free_Wi-FiのSSIDを吐くもので、東京メトロや都営バス、JR東日本が提供している既存の無料W-Fiとの違いはない。Japan Connected-free Wi-Fiアプリにも対応しており、旅行者はインバウンドか否かに係わらずこのアプリをインストールしておくとよい。
今回注目したのは、今までは店舗、ビル、駅構内、地下街、空港など特定の施設内に閉じていた無料Wi-Fiサービスが地域という面で提供されるようになったということ。今ではマルチSSIDは珍しくないので、今後は商店、店舗等の小規模事業者をいかに地域SSID、有料事業者向けSSIDへ取り込んでいくのか、また独自SSIDとの差別化をどうするのかが課題となろう。差別化として一つには接続継続時間がある。多くの無料SSIDでは接続時間は15〜30分/回だ。これを独自SSIDでは無制限にする方法が考えられる。他にも帯域をSSID毎に制限する手法も考えられるが安価にはできない。既に福岡市、沖縄市、広島市、大阪府、対馬市、熊本県などでも面で無料Wi-Fiサービスを提供している。
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