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個人的ミッション・ステートメント作成のお勧め

いますいます!こういう人たち。勿論この漫画のクライアントの事です。何が利益に結びつくか理解出来ずに手段が目的かしてしまうのです。

ミッションを明確に、ゴールは何処におくか、皆が共有できていれば暗黙の了解になるのですが、出来れば最初にビシッと明文化しておくと更に良いです。飲兵衛が多いと得てして飲み会になってしまうキックオフ会の目的は決して懇親会ではないのです。
またクライアントの側に立ったとしてもベンダーが商品やサービスの目的(ゴール)を始めに明確にしてくれると勘違いすることが防げます。

会社や組織が目的を明確に記述したものをミッション・ステートメントと呼んでいます。伝統的日本企業には社訓や企業理念というものがありますがそれらとは微妙にニュアンスが異なります。
そして企業活動の全てはこのミッション・ステートメントに忠実であるか否かで判断が下されます。
能力開発系、自己啓発系の教育全否定の私ですが、このミッション・ステートメントの存在を教わった事だけはそれ系の教育での唯一の収穫です。
どこで教わったか覚えてない程昔の事ですが。その当時お付合いのあったCEさん(CAさんではありません(笑))から「(お客様のリーダー格の人)さんが困るような事にならない事を心掛けている」というような話を聞き「これが俺ら(SEとCEは表裏一体のチーム)のミッション・ステートメントだ!」と勝ってに思ったものです。個人的なミッション・ステートメントが出来ると判断に迷いがなくなります。出入りのベンダーですから所属する会社と利益相反が起きる場面もありますがその際には「顧客最優先」という言い訳が出来ます。特に当時は担当顧客を抱える半営業部門だったのでエンジニア達がこう考えられる下地があったのでしょう。

全従業員が行動を起こす際の拠り所、何の為に業務を行うのか判断に迷った際に立ち返るミッション・ステートメント。個人的に作ってみると案外判断がし易くなるかもしれませんよ。